飲酒は20歳なってから。飲酒運転は法律で禁止されています。あき缶はリサイクル
てぃーだブログ › 【銀塩カメラ】中古フィルムカメラの森を歩く

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Posted by TI-DA at  

SMCP28mmF2

ペンタックスのMF一眼レフ用のレンズの中で、
M42マウントからKマウントに移行した頃のレンズは、
大ぶりでつくりもしっかりしていたので、
今でも愛好家がいます。


ボクも少しレンズを今でも持っていて、
18mmF3.5
などがあります。
また、所有した経験のあるもののうちでは、
85mmF1.8が好きでした。


何でも、以前、ペンタックスはツァイスと仲がよく、
M42マウントからKマウントに移行する時期に、
ズームレンズも含め、何本かのコラボレンズがあったそうです。
さて、今日ご紹介するこのレンズも、その中の一本だそうです。



SMCP28mmF2です。
凡そ10年くらい前、入手した当時は、
ワイドレンズの割には長いな、
と感じていました。
その後、非球面レンズを用いないで、
優れた描写が得られる様に、
このような構成になったということを、
何かの本で読みました。


このレンズは、
ヤシカ/コンタックスマウントのディスタゴン28mmF2
とのコラボ製品だそうですから、並べてみました。
ディスタゴンはMMGのタイプになっていますが、
よくにていますね。

硝材やコーティングが違うでしょうから、
描写は少し違うかも知れません。
今はコシナのレンズが出ているので、
ボデイをあまり選びませんが、
ツァイスの写りを、当時ペンタックスKマウントのカメラで楽しめた、
ということになります。

  


Posted by むうちゃん at 2009年05月02日 12:04
Comments(0)Pentax

Zeiss Ikonette 35(2)

Zeissの女性向けカメラであるIkonette 35でも撮影してみました。
シャッターの最高速度が200分の1なので、
このところ天候にも恵まれていたので(撮影日は4月13日)
ASA50程度のフィルムを入れようかと思ったくらいでした。
実際には、何時もの様にASA100のネガカラーを使用しました。


で、使ってみると、
招き猫の手が、最初に巻上げとシャッターチャージを兼ね、
次いで、その招き猫の手がシャッターを切るのに使われる、
という少し変わったメカニズムでしたが、
それほど違和感は無く、ホールド性もRicoh Auto 35よりはかなり良いものでした。
飯ごう型のスタイルがだてではないようです。


このカメラも目測ですから、だいたいの見当を付けながら撮影します。
最初はフィートとメートルを間違えましたが、
このようなことはこのブログではよくあることです。



14日は高山祭で、桜と屋台が揃うのは久しぶりだなと撮影日には思っていましたが、
残念ながら雨になりました。



とりあえず手前の花に焦点を当てて撮影。実際よりもフレームが狭く、難しいなあ、と思いました。


でも、2500円で買ったこのIkonette、まずまずですね。


次回は一眼レフあるいはそのレンズについて書きます。


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Posted by むうちゃん at 2009年04月14日 18:52
Comments(0)Zeiss

Ricoh Auto 35V(2)

トイカメラの様なRicoh Auto 35VにASA100のネガカラーを入れて、
実際に撮影してみました。
これは、気候が暖かくなってきたからです(ものぐさ者のブログですね)。
でも、花粉症で外出は少し辛いところです。


実際に撮影してみて、
シャッター位置の関係から、慣れるまで少し時間が必要だと思いました。
安定させてシャッターを押すのが、少し辛い、そんな感じがします。
また、ゾーンフォーカスで、絞り値が自動的に変化するので、
暗くて距離の掴み難いところでは、ピント外れが多かったのではないかな、
と思いました。
晴れた日に、屋外で絞って撮影する、
これに限りますね。



飛騨高山は4月14日、15日と春の高山祭がありますが、撮影日は4月10日です。
祭では人で混雑する通りも、閑散としていて、
実際の高山の雰囲気は、むしろこんなものかと思えてきます。


晴れた日に、遠景を撮影するのであれば安心して構えられますね。
ちなみに、購入費用は一緒に買ったオリンパスペン4000円也に含まれていたもので、
まあ、オマケです。
但し、整備や板金で8000円の整備料金がかかりました。
安くない趣味です。
  


Posted by むうちゃん at 2009年04月14日 18:29
Comments(0)Ricoh

Nicca 5cmF3.5

ライカコピー機と呼ばれるレンジファインダーカメラは世界中にあり、
日本にもあります。
詳しくは、
Patrice-Herve Pontの ”300 Leica copies" という本に書かれています。
(ISBN: 2-906840-03-3, FRANCE)
主にLマウントを持ったレンジファインダー機ですが、
たくさんあるものですね。

さて、
Niccaのレンジファインダー機もその範疇に入ります。
でも、
今日は、カメラではなくて、レンズです。
写真の沈胴式のレンズですが、
初期段階で供給を受けていたNikkor 5cmF3.5によく似ていて、
このレンズは、Nikkor copy と言った感じです。






今の中古相場なら、数千円くらいのものでしょうか。
ところで、写りはどうなんでしょう。
最近は試写が少ないので、撮影に行ってきます。


週末なので、
真空管ラジオを少しご紹介します。
東芝のカナリアEです。
ボリューム/SWとチューニングダイアル、
しかもAMだけというシンプルの極みの様なラジオです。



それでいて、惹かれるのは、
このデザインです。



当時はきっと安いラジオだったのでしょうが、
こういうスタイルのラジオは見ていて飽きません。
PS このブログでは、何だか、いつも安いものばかりを紹介していますね。


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Posted by むうちゃん at 2009年03月21日 17:33
Comments(0)Nicca

Olympus Close Up Kit for Pen

銀塩カメラの中古価格がどんどん落ちている、
と知り合いのカメラ屋さんが嘆くので、
といいますか、諦めているので、
久しぶりにネットでざっと調べてみました。


すると、その傾向はよくわかりました。
中でもリコーのコンパクト機、GR1シリーズの価格が随分落ちてました。
売れ筋は、デート機能の付いたGR1vDATEのブラックモデルですが、
それすら少し安くなっています。
また、プログラムオートだけなんだけど、GR1と写りは変わらないGR10なんか、
10000円を切っていました。
個人的には、少し中途半端なデザインが好きになれないので購入しようとは思いませんが、
凄いなあ、と思いました。
しかし、モノを大切にしなければ、となぜか思いました。


GR10と同じGRレンズ28mmF2.8を搭載するカメラで撮影したものです。


さて、
春になって、暖かくなると少し掃除をしてみたくなって、
片づけをしているとこんなものが出てきました。



オリンパスペンあるいはペンS用の接写器です。
接写装置ではなく、接写器という名称が控えめですね。
で、こんな風にして使うそうです。



二枚の接写レンズが用意してあって、
脚の引き伸ばし段数(一段と二段しかありませんが)に応じて使い分けます。
カメラの止め螺子を反対方向にすると、
撮影台にもなるといいます。

実用性はともかく、
こういうものを見ると構造が華奢で、
モノを大切にしなければならないなあ、とやっぱり思います。


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Posted by むうちゃん at 2009年03月16日 11:27
Comments(0)Olympus

Nikkor AiS 13mmF5.6

先回のブログでNikonの投稿サイトのことを書きましたが、
一つ忘れていました。
そのサイトは、
「カメラ日和」や「女子カメラ」と連動したサイト「カメラつれてこ」
です。
主にデジタル一眼レフの楽しみを女性層に普及させたいという目的があるようですが、
ボクが見てもおもしろいなあ、と思ってしまいます。


すっかり内容がデジカメのサイトの様になったので、
銀塩カメラに話を戻します。
今日のアイテムはこれです。
Nikonから選びました。

Nikkor AIS 13mmF5.6です。
一眼レフ用の広角レンズで、大きな形をしています。
どれだけ大きいかというと、

こうなります。
比較対象においたのが、
近くにあったOlympus Penですが、
もう少しはっきりするもののを選んだ方が良かったなあ、
と少し後悔。
ただ、AIS 15mmよりは、二周りくらい大きなものに感じられます。


このレンズはどんな目的で使用されたのか、
少し調味があって、購入したカメラ屋さんに聞くと、
営林署で使ってました、
とのことです。
今は、森林管理署といいますが、
林業用だったそうです。
そう聞いて、納得しました。

ちなみに、林業以外の目的で使用しても構わないそうです。


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Posted by むうちゃん at 2009年03月07日 16:36
Comments(0)Nikon

Konica 現場監督35

アサヒカメラの3月号を見ていたら、
「デジカメでめざせわらしべ長者」
というタイトルがあったので、
よい写真を撮って、
画像イメージを専門サイトに売るのかと思ったけれど、
副題に「高く売って」「安く買う」
とあったので、カメラ・レンズの売買のことだと分かりました。

この中で、
「ウォン安の韓国に飛ぶ」という項目には、
少し興味があったのですが、
結論から言えば、
思ったほどは得をしないと書いてありました。
難しいものですね。


さて、画像イメージの販売で思い出したのですが、
最近はカメラメーカーによる画像投稿サイトが賑いを見せています。
最後の例は違いますが、例えば、次のものがあります。

ご存知の方も多いでしょうNikonのデジタル一眼レフについて語るサイト
Ricohの機種別作品投稿サイト
Olympusが運営する「ママライター」たちの情報交換ページ「ママさんぽ」
ふと見上げた空の色を携帯電話で撮影して投稿「みんなでソラ写!」

他にもたくさんありそうですね。

















Konica 現場監督35
今では金属の廃品は安いのでしょうね。


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Posted by むうちゃん at 2009年03月04日 11:22
Comments(0)Konica

Zeiss Ikonette 35

週末です。天気がよければ、散歩ついでにフリマでも行きたいところです。
最近は古いトランジスターラジオなんかを集めています。


NYCのフリマ/Ricoh GR1s
入場するとき、1ドル支払って手の甲などにポンとスタンプを押してくれるところもあります。


さて、Zeiss西側のつくったトイカメラ、
というか実は女性用のカメラなんだそうですが、
少しユニークな形をしているカメラがあります


Ikonette 35です。
このプラスチック製のカメラは、小さな飯ごうみたいな形をしていています。
巻上、シャッターボタンも、巻き戻しもうまくデザインされていて、
全体的にかわいい姿をしています。
(所有のものはかなり汚れていますけど)
なお、こういうカメラは安価ですが、
ストラップやケースといったアクセサリは重要です。

Ikonetteに限らず、
Konilette(綴りが少し心配)やRetinetteという系列のカメラは安っぽいけれど、
高級なトイカメラになります。

中古市場では、こうしたアイテムは安価ですが、
さすがに修理代が掛かるものが多くなったかも知れません。
あなたのトイカメラは何ですか。
良い週末を。


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Posted by むうちゃん at 2009年02月28日 06:20
Comments(0)Zeiss

Ricoh Auto 35 V

トイカメラはいまでは一つのカテゴリの様になっています。
おもちゃの様な安っぽいつくりで、
プラスチックレンズを用い、
シンプルすぎる機能で写真を撮る、
というのがこのカメラのイメージです。


今井英展さんが監修された「トイカメラ使い方レシピ」(河出書房新社)には、
特に次のような方にトイカメラを勧めています。
■写真をはじめてみたいけど、難しいんじゃないの?と思っている方
■いきなり高いフィルムカメラを買うことに気が引ける方
■おもしろい、ちょっとレトロな写真を撮ってみたいという方
■高級カメラに「撮ってもらってる」感覚からちょっと休息したい方
■デジタルカメラは便利だけどちょっと味気ない?と思っている方


ボクには、いきなり初めてトイカメラの方が難しいのではないかと思いますが、
気取らなくていいのがトイカメラです。
多くの方は、ちょっと変わった表現を楽しみたい、
というのが理由かも知れません。


ただ作りが少し安っぽくて、
でも、無理して高価なものは、
という方には、
中古銀塩カメラが向いているのではないでしょうか。
例えば、


Ricoh Auto 35Vです。
ファインダー上部の凹みが少し気になりますが、
トイカメラ然とした風貌をしています。
Ricoh 999/Ansco Mark Mあたりを単純にしたようで、ツートンカラーがクールです。
低速シャッター、ゾーンフォーカスと、機能的にも「相応しいもの」になっています。
トリガーがあって少し高級ですが、
取り付け口の形状から専用のストラップが必要です。
当時、安物カメラだったからでしょうか、
今では、中古市場の中でこんなカメラも少なくなってきたようです。


次回は、海外のトイカメラ風、を書きます。


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Posted by むうちゃん at 2009年02月26日 08:40
Comments(0)Ricoh

減少する銀塩カメラ雑誌

天候が一定にならないので、撮影にいけません。
と言うのは言訳で、ものぐさなだけです。
雨の日も結構好きなんですけど。


ところで、昨年末、写真工業という雑誌が休刊になりました。
今では、こうした特集号のみを発行していく予定だそうです。

世界のライカレンズ Part4です。
この雑誌は定期的に読んでいていました。
やはり販売数が激減したのでしょうか、寂しいですね。


また、ご存知の様に、この雑誌はもう少し早く休刊になってしまいました。

クラシックカメラ専科ですね。


しかし、一方、枻出版さんなんかが頑張っていて、
カメラ、それも銀塩カメラ関係の書籍を発行し続けてもらっています。
嬉しいですね。



話題が変わりますが、これはLeicaの製品カタログです。
カメラ屋さんでタダで貰えます。

さすがはLeicaという感じで、少し重厚です。
タイトルは、「思い出の未来」とあります。
このタイトルを見て、なるほどLeicaはそういうポジションか、と思いました。


また、続けます。


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Posted by むうちゃん at 2009年02月25日 11:44
Comments(0)銀塩カメラの本

外付け距離計

昔のコンパクトカメラには、
目測式のものがあります。
そんなとき、
便利なのが外付け用距離計です。
一旦、読み取った数字を、
焦点距離に反映させなければならないのですが、
精度が高まります。


例えば、こんな距離計があります。

Voightlaender製です。
上が対物側、下が接眼側です。
距離の表示が、フィートかメートルか使うカメラの距離表示に応じて選択します。


例えば、こんなカメラの組み合わせます。

Yashica Electro35 MCです。
カメラ自体は小振りでなかなか気にっています。
ただ、残念ながらレンジファインダーがありません。



そこで、先ほどのアクセサリを付けてみると、

こうなりました。
シューにあるインジケーターが見えなくなってしましました。
また、このアクセサリには、白いボディの方が似合いそうです。
そういえば、お互いに少し遠慮しているように見えます。


アクセサリをつけても、格好良くならない場合もあるという例でした。


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Posted by むうちゃん at 2009年02月16日 13:03
Comments(0)その他

Voightlaender Ultron 50mmF2

先日、預けてライカマウントに変換して貰った
Voightlaender Vitomatic ⅢCSに付属していた
Ultron 50mmF2が戻ってきました。
関連ページはここです


こういう感じになりました。

左が精一杯短くしたところ(無限遠ですね)、右が伸ばしたところです。
以前の色気は少しなくなりましたが、
レチナに付属しているレンズの変換に比べて、
三倍程度の時間がかかったそうです。
大事に使おうと思います。


絞り羽根の値が良く分からないので、
ボデイには露出計が組み込まれたものがよさそうです。
そこで、ボデイには同じVoightlaenderを選んでみました。
(これしか白いボデイのレンジファインダー機は持っていなかったのですが。)

新旧合体というころですが、まあ、まあといったところです。
来週は天候がよければ、撮影に行ってきます。


ちなみに、Voightlaenderのボデイには、
機会式マニュアル機(M)とAE機(A)がありますが、
Aの方が使いやすそうです。
そういえば、R4MとR4Aでは、はるかにR4Aの売れているとか、
そう聞きました。
オートはやはり楽ですね。


では、よい週末を。


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Posted by むうちゃん at 2009年02月13日 16:31
Comments(0)Voightlaender

Leica Elmarit-M 21mmF2.8 ASPH.

レンズにも白鏡胴と黒鏡胴があって、
通常は持っているボデイと合わせるのでしょうが、
写りには関係ないとわかっていっても、
これも、少し悩みます。
価格は黒い鏡胴のレンズの方が少し高くなっています。


ボクも普通は黒い鏡胴のものを選びますが、
Leicaの場合には白い方が好きなことがあります。
例えば、

白鏡胴と黒鏡胴のElmarit-M 21mmF2.8 ASPH.です。
厳密には、少し違っていて、黒い方は6bitになっています。
このシリーズ、21mmと24mmは白い方が好みです。
重量も少し重く、白鏡胴を買った方が得をした気分になります。
(28mmF2 ASPH.では重量は近づいたと聞いてますが)。


最近は、Leicaのファーストレンズ(大口径レンズ)が噂になってます。
21mmF1.4、24mmF1.4及び50mmF0.95のことですが、
高価です。
ユーロ安を受けて発表された価格は(1月19日現在です)、
税込価格で、
21mmF1.4 ASPH.   693,000円
24mmF1.4 ASPH.   693,000円
50mmF0.95 ASPH. 1,113,000円
だそうです。
実勢価格はもちろんこれより安いでしょうが、
50mmF0.95を買うのであれば、
田舎では軽トラが二台買えます(諸経費抜きですよ)。
このレンズでボクは稼げませんが、
軽トラでなら少しは稼げるかも知れません。


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Posted by むうちゃん at 2009年02月12日 20:26
Comments(0)Leica

Olympus Wide-S

今週は先ず写真からです。

大坂市内。
最初はPentax Espio Miniでの撮影かと思っていたけど、
Canon Autoboy Fでの撮影だと思い出しました。


ところで、
使用するカメラやレンズには、
最近増えてきた特別色が増えてきました。
増えたといっても、マイナーな話で、
大抵はシロかクロか、
ということになります。
どちらがお好きですか。
もっとも、両方欲しい人もみえますが。


中古カメラの場合、
ボデイに限れば、
クロの方が一般に高いことが多いようです。
例えば、
Olympus Pen FTなんか、
同じ程度なら、
クロがシロの1.5倍程度の価格が付けられていることがあります。


この理由は、
1)クロの方が元々高価だった
2)クロの方が台数が少ない
3)クロの方がペイントが華奢で、キズが良く目立つ
などが理由でした。
そのため、リペイント/後塗りでブラックボディにした中古も出回ることが少なくありません。
例えば、コレ

Olympus Wide-S
Zuiko 35mmF2が付いていて、オリジナルで状態がよければ、恐らく5万円以上するのではないでしょうか。


このアイテムは、リペイントとして購入しました。
良い業者さんは、本当のことを言ってくれます。
逆に、「よくわからない」と言われれば、
「また来ます」と言っておく方が無難なことが多いと思います。


でも、
最近の中古カメラ市場の低迷の中では、
上手に塗られた後塗りの方が手間を考えればお買い得かも。


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Posted by むうちゃん at 2009年02月10日 11:42
Comments(0)Olympus

Self Timer

今では殆ど見かけなくなったものに、
このようなセルフタイマーがあります。


向って右側が日本製、左側がドイツ製です。
ケースが違いますね。

これを巻き上げると、こうなります。

ドイツ製の方が派手です。
この二つでは取り付け部分の形が少し違いますが、
機能性に大差がありません。
いずれもスプリングを利用したものですね。

こうしたセルフは、
今ではカメラ屋さんよりも古道具屋さんの方が置いてあるかも知れません。
値段は、売る方も迷って、
「1000円」なんて言うかも知れませんが、
何か他のモノを買うと、サービスで貰えたりします。


話は少し飛びますが、
こんなセルフが使われていた頃のラジオはこんな感じでしょうか。

日立のラジオです。
厚みは有りますが、CDのジャケットより少し幅が広いくらいのものです。

中を見ると、真空管が逆さに挿してあります。

今では購入できない、比較的高い電圧の乾電池が必要な感じがします。
でも、使用できなくても、愛着はあります。
小振りなモノは可愛いですね。


では、良い週末を


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Posted by むうちゃん at 2009年02月06日 09:54
Comments(0)その他

Ricoh 500 RF

春の螺子式カメラ、
昨日に引続き書いていきます。

と、
書いたのですが、
今日の主役はカメラではありません。
ワインダーなのです。

先ずは、この写真をご覧下さい。

カメラはRicoh 500 RFです。
今日にタイトルにもなっている、
機械式マニュアル/シャッター速度優先AEの優れものカメラです。
以前書いた、Olympus 35RCの様なカメラです。
実は、このカメラ、Autohalfの様な螺子式ではありません。
ワインダーがゼンマイ仕掛けなんです。


これですね。

その名も、Ricoh SP-Winder、
そのものズバリですね。
面白い工夫です。


ちなみに、
このRicoh 500 RFは、
SEARSブランドとしてOEM化されて発売されています。
OEM化されるくらいだったということは、
それなりに優秀なカメラだったのかも知れません。
(もっとも、安かったからだ、という理由もあります。)

珍しく、少し格好つけて撮影しました。
こちらには、底板にワインダー取り付け部が無いので、
残念ながらRicoh SP-Winderは使用できません。


次回はゼンマイ式のちょとしたアクセサリをご紹介します。


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Posted by むうちゃん at 2009年02月04日 09:39
Comments(0)Ricoh

Auto Terra Super

銀塩カメラを集めていくと、
メカニズム的に過渡期と思われるカメラに出会います。
全ての製品が過渡期、
といえなくもありませんが、
ボクにはゼンマイ仕掛けの機種が特にそのように思えます。
この機種の仲間ではRobotが有名です。


ゼンマイ式と言っても応用されているのは、
フィルムの送りだけなのですが、
なぜか親近感と懐かしさがあります。


そういうわけで、今日の銀塩カメラを選ぶとすると、これになりました。

理学機器でお馴染みのテラオカがつくったAuto Terra Superです。
セレン式の露出計のカバーをあけています。
レンズ固定式とはいえ、Zunowのレンズ、4.5cmF1.8が付いています。
そういえば、
Neocaのレンズ固定式のレンジファインダー機にも、
Zunowからレンズ供給を受けたものがありました。



底の部分にゼンマイを巻く螺子があります。
この部分だけを見ると、Konicaのレンジファインダー機、
Auto SE
あたりに少し似てます。
コストの点から、あまり垢抜けたデザインができなかったのかも知れません。
まあ、日本の螺子式カメラ、といった感じになっています。


動かしてみると、大振りなRicoh Autohalfといった感じです。
そしてRobotほどではありませんが、
見かけ以上に重いですね。
でも、エコです。


次回も春のスプリング特集続けます。


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Posted by むうちゃん at 2009年02月03日 10:33
Comments(0)Teraoka

Ensign Autorange 16-20

少し温かくなってきました。
こうなると、周りはまだ雪が残っているものの、
銀塩カメラを持って漫ろ歩きたくなります。


春は撮影を開始する時期です。
春といえば、スプリング、そうスプリングカメラで行きましょう。


スプリングカメラというのは蛇腹カメラのことですね。
個人的には、このスタイルは結構好きですね。
蛇腹などという提灯かフイゴみたいなもの、良く考えたものです。


代表的な蛇腹カメラはこれです。

英国、Ensignのスプリングカメラです。
Super Ikontaが出てくると思われた方は残念でした。
向って左が、Autorange 16-20(645)、右がSelfix 820 Special(69)です。
どちらもレンズが優秀と言われていて、
16-20には、独自のドレカイル距離計が付いています。
820は、66にも切り替えられます。
でも、どちらも少し華奢な感じがします。


そして、蛇腹を畳むとこうなります。

この佇まいがイイですね。
なお、先ほどの配置とは逆になっています。


スプリングカメラは、蛇腹を伸ばしたときにカチッと決まる、
その堅牢さが命です。
構造は簡単なので、修理すれば今でも写真が楽しめます。
但し、蛇腹に穴があいていると少し厄介で、
修理代が嵩みます。


いまでは円高が進み、海外サイトで購入すると、
結構お値打ちに入手できるのではないかと思います。
ちなみに、ボクが個人的に好きなスプリングカメラは、
Voightlaender Bessa Ⅱ
ですが、装着されているレンズによっては、
今でも高いモデルがあります。
このカメラは実にいいスタイルをしてます。
そういえば、Fuji-Voightlaenderが発売するカメラにも少し似てますね。



ここまで書いて、
もう一つのスプリングカメラのことを思い出しました。
ロボットなどのゼンマイを使ったカメラです。
それはまた次回です。


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Posted by むうちゃん at 2009年02月02日 18:35
Comments(0)Ensign

Voightlaender Vitomatic ⅢCS

銀塩カメラの中では、
どういうわけかレンズ固定式のレンジファインダー機の人気がありません。
しかも電気カメラだと、
故障したら直りにくく、
古い電池を使用するものも多くためか、
人気がさらにありません。
直りにくいのは、
電気パーツの問題だけではなく、
工業化が進んだため、
材質の悪いパーツが使われるようになったから、
と、ある修理屋さんが言っていました。


今日の銀塩カメラはこれです。

Voightlaender Vitomatic ⅢCSです。
このVitomaticシリーズは、
何れも似たようなスタイルをしていますが、
コンパクトでいかにもクラシックカメラ然としていて、
嫌味がありません。
ただ、ストラップの付いた専用ケースも揃えないと不便なこともあります。


実はこのカメラ、ジャンク品で、
数千円で入手したものです。
目的は、装着されている標準レンズ、
Ultron 50mmF2
に興味があったためです。
このレンズです。

ボデイを直すのは難しいかも知れませんが、
レンズをライカマウントにして活用するのであれば、
なんとかなるのではないか、
と考えたからです。


このようなライカマウントへ変換してくれる腕のあるところは、
レンズのライカマウント化で有名なここです
カタログには無かったので、
対応して貰えるか、
ハヤタ・カメララボさんに聞いたところ、
恐らく可能だとのことでした。
そこでとりあえず送ってみることにします。
対応可能で、出来上がってくれば、またこのブログに書きます。


さて、週末です。
インフルエンザが流行っていますが、
ご自愛下さい。

パリのお店で
恐らく、RicohGR1sで撮影しました。

良い週末を


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Posted by むうちゃん at 2009年01月30日 10:26
Comments(0)Voightlaender

Olympus Pen F Adapter L

銀塩カメラを集めていると、
次第にアクセサリも集めたくなってくるから不思議です。
代表的なアクセサリには、
レンズフード

ストロボ/フラッシュ
がありますが、
マウントアダプターも結構人気です。


デジタル一眼に使用するマウントアダプターは、
また後で書くとして、
やはり先ずは、
銀塩カメラ用のマウントアダプターについて書きます。
ボデイから使用したいレンズによってアダプターを選ぶか、
持っているレンズから使用したいボデイによってアダプターを選ぶか、
まあ、結局は同じことです。


で、レンズアダプターを使用するとき、
ボデイとして人気があるのはこれです。

写真はOlympus PenFTの標準セットですが、
このボデイが、フランジバックが短いことから人気があります。
適用範囲が広いのですね。


このボデイのアダプターは、
最近サードパーティ製、つまり社外品も出されましたが、
オリジナルの方が人気が高いようです。
そこで、
一つ選んでみました。
Olympus Pen F Adapter L
です。
写真はこれです。

この画像イメージではどんなレンズ用のアダプターかよくわかりませんが、
まあ、このブログではこうしたことはよくあります。
このアダプターはライカLマウントのレンズを取り付けるものです。
レンジファインダーの画像が直接見える、
それなりに画期的なことです。


早速、このアダプターを取り付け、
L玉を取り付けてみました。

L玉はFujinon 35mmF2にしてみました。
ところが、
普通の撮影しようとすると、ピントが合う範囲が狭い。
接写しかできません。


少し心配になってきました。
そこで、説明書を読んでみました。
すると、注意書きがありました。

ライカレンズを使用した場合には、短い焦点距離しか使用できません。

補足を少し書き出してみます。
1)35mmレンズ使用: 無限遠に合わせて9in.、3.5ft.で8in.
2)50mmレンズ使用: 無限遠に合わせて1ft.6in.、3.5ft.で1ft.2in.
3)90mmレンズ使用: 無限遠に合わせて3ft.6in.、3.5ft.で1ft.11in.
----
接写の苦手な、レンジファインダーレンズの弱点を補おうとしたのでしょうか。


使用説明書を読んで、
フォーカスが合わなかったことに直ぐに納得して安心しました。
けれど、
結局は使用し辛いものだと気づくには、半日程度かかりました。

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Posted by むうちゃん at 2009年01月27日 11:59
Comments(0)Mount adapter